ホットフラッシュと頭痛

・運動したのではないのに突然体が熱くなる

・何もしていないのに急に汗が出る

・頭が突然熱くなりほてる

・急に頭が熱く、頭痛が起こり、鎮痛剤が効かない

 

このような症状でお悩みの方、いらっしゃいますよね。

 

検査をしても原因がわからない時、鍼灸とDRT整体による施術で改善する場合がよくあります。

 

特に30代後半以降の女性の方は、更年期障害が原因のことが多いです。

 

この更年期障害、五臓六腑でいうと「胆経」を整えることが重要になります。

胆経が不調になると、往来寒熱という熱と冷えが行ったり来たりします。

 

なぜそんなことになるのか？

 

それは、胆経の位置が表と裏、陰と陽、上と下のちょうど真ん中にあるからなんです。

表に行ったり裏に行ったりとは、体の外に出たり中に入ったり。

 

だから症状もころころ変わります。

 

更年期障害による頭痛など不快な症状のある方は、胆経を整える鍼をして、

血を整える「三陰交」にお灸。

その後、DRT整体で背中をゆらゆら揺らして整えていきます。

 

本日お越しの30代後半女性は、

頭がボーっとして頭痛があり、体温はかると36.5℃くらい、頭痛薬も漢方薬も効かない、

ホットフラッシュのような症状がある、とのこと。

 

問診や脈とお腹の状態から、脾経と胆経へ鍼、三陰交にお灸。

うつ伏せでDRT整体。

背中のちょうど胆兪のあるあたりが固くなっていましたので、心地よい揺れ幅で、心地よいリズムのDRT整体で背中を揺らし、だんだんとほぐれていきました。

 

このような施術をほぼ週に１回、5週繰り返し、ホットフラッシュや頭痛の回数が激減されました。

 

日常生活では、立ち方、座り方に十分気をつけてくださいました。

 

今後は、2週間、3週間と間隔を開けてお越しいただき、月1回のメンテナンスに移行します。

 

健康な体は日常生活の改善が第一です。

一緒に、健康で壊れにくい体を目指し、大いに人生を楽しみましょう。