原因不明のむくみへのアプローチ【鹿児島市吉野鍼灸】
2022/10/06
パーキンソン病で歩きにくく、膝から下のむくみにお悩みの80代男性のお写真です。
このむくみ、入院して精密検査をしましたがそれでも原因がわからず、パーキンソン病で動きにくい上、脚が重くてだるいのが主訴です。
初めてお会いしました時、むくみすぎてぴかぴか光っていました。
上半身がとても細身の方なので、ズボンをめくり上げたときびっくりしました。
この方への施術は、
まず、問診、脈診、腹診してから鍼灸。
脾経という主に消化器の働きを左右する経に刺さない鍼「てい鍼」をして、
基礎体力をつける「足三里」へお灸の施術。
こんな場合、かなりのむくみから、水の動きに最も関係がある腎経への鍼が妥当かと予想しがちですが、脈診・腹診と照らし合わせると、脾経がしっくりきました。
鍼灸の後の「DRT整体」では、パーキンソン病特有の猫背がややきつかったので、うつ伏せでの急激な胸椎への負担がかからないよう胸にバスタオルを入れて、心地よい揺れ幅で、心地よいリズムで行いました。
写真左が、施術して3回目の終了時
写真右が、5回目の終了時です。
むくみでつやつやしていたのが、いい意味で皮膚にしわが出てきました。
このように施術直後よりも、数日かけて体は変化していきます。
この数日かけて、というのが自然治癒力が動き出した証です。
しかも、ふくらはぎに鍼を刺したりマッサージなど、一切していないんです。
気血の流れが整い、背骨の位置が整ってくると、体は自ずと快方に向かいます。
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DRT整体で鹿児島市で快適生活
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