「急に膝の外側が痛いんです。」【鹿児島市吉野の鍼灸とDRT整体と美容鍼の有理はりきゅう室】
2024/04/29
ここ数日、
「急に膝の外側が痛くなって、足がつけないんです。」
「あまりに急で混乱しています、私の膝に何が起こっているんでしょうか?」
という方が続けてお越しになっています。
そのことについて、解説します。
膝の外側が痛くなるのは、
多くは、腸脛靭帯炎です。
腸脛靭帯は、
太ももの外側についている皮のベルトみたいに頑丈な靭帯で、
腸骨から始まり、膝の外側に付着しています。
膝の曲げ伸ばしの動作で外側で靱帯と骨で擦れ合ってしまい、
ひどい場合は石灰ができてしまいます。
痛みが出るのは、しっかり擦れ始めてからですが、実はずっと前から準備は始まっているんです。
この炎症が起きるのは、
足の外(小指)側に体重をかける癖がある場合がほとんどです。
靴の左右の靴底を比べ、靴底外側のすり減り具合を比べてみてください。
左足・右足で違いはないでしょうか?
原因は、痛い側の母指球(内側)に力が入らない(体重が乗らない)歩き方になりやすいことにあります。
まずは、それを解消できるよう
日頃から自分自身の
歩き方、立ち方を
修正するようにしてみてください。
足の外側に負荷が集中する人の多くは、
片足立ちの際に
軸脚が斜めなる傾向があります。
片足立ちを試してみてください。
足の外側に体重が乗っている状態だと、
骨盤が痛い側にスライドし、
脚が斜めになりやすく、
またこの状態は片足立ちをする際に
不安定になりやすくなります。
この際にバランスを保つために、
太もも外側の筋肉(外側広筋)で踏ん張ることが多いと、
この部分の筋肉に疲労が溜まりやすくなります。
もしそうであれば、
片方ずつ足の親指側に力をいれ、
足裏全体に体重を乗せて脚が直立するように片足立ちをする練習を
一日に10~20秒程度でいいので
続けてみてください。
歩行時に負担が集中することが、
痛みトラブルを引き起こす原因となります。
その左右差や内外差は、
自分自身で行ったり、
一回ストレッチを試したりしただけでは、
なかなか気づきにくい部分があります。
まずは毎日時間を決めて、継続的に行うことをおすすめします
。継続して同じ動きを繰り返すと、自分自身の体の左右差や内外差に自然と気づくことができます。
解消されない左右差、内外差を感じたら、
ご相談ください。
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