足の冷えに①

立ちっぱなし、座りっぱなしのお仕事の方に特に多い「足の冷え」。

 

靴下を何枚履いても足の冷えがきつい方、いらっしゃいますよね。

 

鍼灸で気血の流れを改善し、DRT整体で背骨の位置が本来の状態に近づくと、むくみが取れて足が温まりやすくなります。

 

日常気をつけていただきたいことは、骨盤をしっかり起こして、正しい姿勢を心がけることは必ず心がけていただきたいです。

 

プラスのこと、豆知識をお伝えします。

 

写真の要領で、足首を直角にして、かかとを膝に向かって軽く叩いてみてください。

脛の骨を刺激すると同時に、その振動が筋肉を震わせ、血流を促進します。

 

東洋医学では、冬に活躍する「腎」との関係が深いかかとです。

腎経は、小指の先端で終わる太陽膀胱経から引き継がれ、足の裏から始まり、土踏まずから足首の内側、かかとをぐるぐると巡り、脛の骨の中を温めるように上がっていきます。

この骨の中を通らないと表面を通るとすぐに外気で冷めてしまうからです。

かかとと脛は、とっても大切なんです。

 

熱を運ぶのは、「血」です。

血は、栄養分を含んだ温かいお湯のようなもの。

床暖房を想像してみてください。

フロアの下にパイプがあり、その中を温かいものが循環していますよね。

 

気血の流れを整え、背骨の位置を本来の状態に保ち、かかとを刺激して、血管のパイプの中を温かい血で満たして、これから本格的になる冬の冷えを乗り切りましょう。