猫背と太ももの裏側「ハムストリングス」の関係【鹿児島市吉野の鍼灸とDRT整体と美容鍼の有理はりきゅう室】
2024/06/10
猫背解消には肩周りをほぐしたり、ストレッチしたりすれば良いと思いがちですよね。
でも、意外と猫背の原因が
実は意外な場所「太ももの裏側」にある場合が多いんです。
太ももの裏を「ハムストリングス」と言い、
太ももの裏にある4つの筋肉の総称で、骨盤の坐骨と大腿骨からひざの下の裏側へとつながっています。
歩く時、走る時に膝を曲げるように働き、
硬く縮んでいると、股関節が曲がりにくく、前屈がしにくくなります。
本来、ハムストリングスは柔らかく、弾力性があります。
弾力のあるハムストリングだと
骨盤は正しい傾きをキープでき自然と背すじは伸び、姿勢が良く見えます。
ハムストリングスが硬く縮こまると、
骨盤が下に引っ張られて後傾し、
猫背になり下腹もぽっこり出てしまいます。
☆ハムストリングスが硬くなる4つの原因
・骨盤
・背中
・肩甲骨
・首
簡単に言うと
これらのパーツが硬く不安定な状態になるとハムストリングスが硬くなります。
首と肩甲骨が硬い→背中が固くなる→骨盤が後傾する→ハムストリングスが硬くなるという流れにもなります。
もちろん逆もありきです。
そしてハムストリングスが硬いと
骨盤が後傾します。
この骨盤の後傾により、肩こり、腰痛、膝痛、むくみなど様々な症状につながるのです。
☆ハムストリングスを伸ばすストレッチ
①まず、床に座り、右脚を真っすぐに伸ばし、左脚を曲げて足裏を右太ももの内側につける。両手のひらを重ねて右ひざの上に置く。
② 次に、大きく息を吸って、息を吐きながら脚の付け根から上体を前へ倒していく。その姿勢で20秒間キープ。膝が曲がらないようにする。
体が深く前に曲がらなくて大丈夫です、弾みをつけず、気持ちよく伸びる程度でキープしてみてください。
猫背と腿の裏側が繋がっているなんて…
身体って全部繋がっているんです。
「ハムストリングス」が硬くなっている方、
結構多いと思います。
正しい体の使い方とストレッチで体リセットしていきましょう!
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