冬病夏治とは?【鹿児島市吉野の鍼灸とDRT整体と美容鍼の有理はりきゅう室】
2024/08/06
暑い日が続いております。
家庭菜園のお野菜が、
干からびてしまうほどですね。
さて、
東洋医学では、
冬病夏治(とうびょうかち)といって、
冬に起こりやすい不調や病気を、
暑い夏の時期に治すという考え方があります。
例えば、
冷え性の他、
冬にひどくなる喘息や気管支炎、
リウマチ、アレルギー性鼻炎や、
冷えが原因の症状(生理痛、不妊、免疫力の低下、花粉症など)
これは冬に不足がちな陽の気が足りないことが原因の一つで、
陽の気を夏にしっかりチャージして
冬に悪化する症状を緩和させる、
という考え方があります。
人間は自然と同じく、
季節に順応し生きています。
暑い夏の間に陽の気をチャージし、
秋冬の寒さに対抗できるように準備します。
夏の自然界にある陽が上昇し、
強くなって発散する時期、
体の陽気も成長しやすくなるのだそうです。
夏は気温が上昇し、
人体の体表にある血管が暑さによって
拡張するので、
体内の気血は
体表へ拡散しやすくなるからです。
その為、
体内に滞った冷えや老廃物を
排出させる絶好のチャンスです。
冷たいものを取りすぎてしまったり、
クーラーの中で過ごすことが多いと、
せっかくの夏の陽の気を損なってしまい、
それが冬に冷え性や症状として
表れてしまいます。
なるべく温かい飲み物や食べ物をとる、
運動や入浴で発汗する機会をつくる等、
身体を温めて新陳代謝を良くすることを
意識してみてください。
毎年、寒い季節に不調が起きやすい人は
春夏の過ごし方を見直してみると良い変化があるかもしれません。
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