鼻で呼吸する!【鹿児島市吉野の鍼灸とDRT整体と美容鍼の有理はりきゅう室】
2024/06/02
鼻で呼吸をしていますか?
それとも
口で呼吸をしていますか?
そう言われても
意識していない人がほとんどだと思います。
本来は、
鼻で呼吸をする
のが自然です。
口は食べ物などの栄養を取り込む器官として作られていて、
もともと呼吸をする器官ではない口での呼吸をすると、
空気中のダニ、カビ、ほこり、ウィルスが体内にフィルターを通さずに直接入ることとなり、
免疫力の低下や自律神経の乱れを引き起こします。
≪口呼吸が身体に及ぼす影響≫
・ドライマウス、顎関節症、虫歯
・風邪やインフルエンザなどの感染症
・頭痛、いびき、睡眠の質の低下
・消化器疾患
など
この他にも、
唇を閉める筋肉がゆるむため、しわやたるみの原因になります。
さらに、脳にしっかりと酸素がいきわたらないため、
前頭葉の活動が休まらず慢性的な疲労状態に陥りやすくなります。
そして
注意力が低下し、学習能力や仕事の効率の低下を引き起こすと言われています。
≪鼻呼吸のメリット≫
① 唾液の分泌を活性化
鼻呼吸をすることで、
唾液腺が刺激され、唾液の分泌量が増えます。
唾液の分泌量が増えることで、
免疫力の向上、
口臭の予防、
アレルギーを予防するなどにつながります。
② 内臓筋の強化
鼻呼吸をすることで、
意識をしなくても腹式呼吸になります。
結果として、横隔膜筋やその他の内臓筋を鍛えることができます。
③ 免疫力アップ
鼻は自前の空気清浄機で
湿度・温度調整までしてくれる優れた呼吸器官です。
空気中のダニやほこり、細菌やウイルスの多くを取り除き、
きれいな空気を身体に取り入れ、
結果として免疫の消耗を避けることができるため、
免疫力アップにつながります。
④ 血中酸素量アップ
鼻呼吸をすることで自然と腹式呼吸になり、肺全体に酸素が行き渡ることで、
細胞への酸素供給量がアップします。
⑤ 血液を浄化
内臓の機能が向上すること、血中酸素量が増えることから、
血液の浄化機能が高まり、さらさらのきれいな血液になることが期待できます。
≪鼻呼吸のやり方≫
①意識的に背筋、首筋、骨盤をのばして、顎を引いて胸を張る。
②口を閉じて、鼻からゆっくり横隔膜を上に吊り上げて息を吸い、ゆっくりと鼻から吐く。
③ これらの動作を行っている間、口は閉じて上下の歯は1~2mmほど開ける。
意識してみると皆さん普段「口呼吸」になっていることに気づくと思います。
人は生きている間、常に呼吸していて、
その呼吸法が健康を促進してくれることもあれば、
健康を妨げることもあります。
口が渇く、眠りが浅い、
気管支が悪くなりやすい…
そんな方はぜひ、
「鼻呼吸」
を意識してみてください。
想像以上に、体が楽になりますよ^_^
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